ご相談:ウィッグのいろいろ

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相談者さんのドール面っていうのはぬこ⭐︎パンさんとこのDi型ですかね??

それ以外のドール面だとどんな構造になってるのか分からないので正確にお答え出来なくてすみません。


正直Di型は被るの難しいんだよな…と小沢は思ってます。

なんでかっていうと、お面を付けてからウィッグを付けなくちゃいけない上に、ウィッグが面に固定されてないので梳かしてるうちにズレたりしますし、乱れたウィッグをセットしようと思っても視界が悪いのでどうなってるのかよく分からなくなるんです。なりません?

結構特殊な被り方なので慣れるまでコツが必要だと思います。


もしロングヘアーのウィッグを使用している場合、難易度がグンと上がるので、長くてもせめてボブくらい、肩につくかつかないかくらいの長さまでをオススメします。

これはドール面だけじゃなくてアニメ面の着ぐるみも同じです。実生活でロングヘアーになったことがない人や着ぐるみ初心者さんはボブ程度の長さでまずチャレンジしましょう!

あと小沢はロングよりショートからボブくらいの女が好きです。(聞いてない)


ウィッグのお手入れはとにかく「ウィッグ とかし方」で検索してタングルティーザーっていう櫛を買いましょう。むにむに製作所さんのYouTubeでお手入れの動画があったので貼っておきます。→ ウィッグを綺麗にしよう!~お手入れ方法動画~ - YouTube

他にもウィッグ屋さんのサイトなどで詳しい梳かし方を公開してくださってるのでいろいろ見てみましょう!

ウィッグのお手入れはとにかく根気と、ちょっとずつちょっとずつやっていくことがコツです。一気にビシャーッと綺麗にはなりません。


着ぐるみでヘアアレンジしてる人ってすごいですよね~。私もあんま得意じゃないんですが…。アレンジしてる人がみんな綺麗に出来てるのは残念ながら経験の差というものが大きいです。相談者さん自身の髪の毛は普段結ったり出来る長さですか? 結ったりのアレンジが上手い人は元がコスプレイヤーだったり、小さい頃からお人形遊びで人形の髪を結ったりしてめちゃくちゃ修行を積んでる猛者です。ウィッグ(髪の毛)の扱いに慣れてるんですよね。なので修行あるのみ。頑張りましょう…!(何の解決にもなってない…!)

あ、絡まないゴムはオススメです!輪ゴムみたいなペラペラのやつ。100均で売ってますのでばこんばこん使い捨てで使いましょう。


お面サイズのウィッグ、というものは多分今のところ無いと考えていいです。なんでかというとお面のサイズが工房によって全然違うからです…。構造も違うのでこればっかりはしょうがありません。ただ、その工房さん専用のウィッグを販売しているところはあります。思いつくのはむにむに製作所さんですかね〜。あやめすたーさんはマスク買ったら他のウィッグも単品で買えるのかな〜?ちょっとわかんないですけどウィッグだけ単品の販売は無いと思われます。

自作で作るとなるといろいろ方法はあると思います。とにかく切った貼ったで繋げればいいんじゃないかな…。ウィッグって小さくする方法は多いけどドデカくする方法って意外と見つからないんですよね…。


あと相談文にあったウィッグ事情?みたいなのを書いてたらクソ長文になってしまった上、コレ必要?となってしまったんですが一応書いたんで公開したいと思います…。(笑)

上の文とちょっと重複する部分もありますがご容赦ください!


着ぐるみの髪の毛事情は大まかに4タイプあります。


①面に直接貼りつけてある(取れない/変更不可)

こちらは1番オーソドックスなタイプです。着ぐるみは二次創作が多いですから髪の毛を変える必要がないですし、漫画アニメ独特の形を表現しようとするとくっつけちゃった方が都合が良いからだと思われます。

これのメリットは面があれば完結するので面をかぶるのが楽だということ。着用時にウィッグがズレる心配がないことです。デメリットは一部不具合が起きた時に修復が難しいということです。

小沢の面は基本これになってます。


②着ぐるみ用ウィッグを装着する(取れる/変更可だが条件アリ)

こちらはあやめすたーさんやむにむに製作所さんなどのところのように、着ぐるみ用ウィッグを装着するタイプです。これのメリットはウィッグが変えられるのでイメチェンが容易に出来ますし、面に不具合が生じた時にメンテナンスがしやすいです。デメリットはウィッグがその工房(メーカー)さん独自のものが多いので他に流用出来にくく種類が限られていること。着用時に取れたりズレたりする可能性があることです(マジテでついてればだいたいとれないですけどねー)。

むにむに製作所さんだったら着ぐるみ用の大きいウィッグも販売していますので見てみるのもいいかと思います。お持ちの面とサイズが合うかはわからないのでチェックしてください。

③との違いは面にウィッグをつけてから面を被れるということです。


③人間用ウィッグを装着する(取れる/変更可)

こちらはドール面やフィメールマスクなど顔の小さい面にのみ装着できる方法です。メリットは人間用ウィッグが使えるので種類が豊富で選びたい放題なこと。デメリットは面を被ってからウィッグを装着するので、髪の毛を整えるのが難しいこと。面によってウィッグの付け方が異なるのでコツが必要です。面を被った後に髪の毛を整えるため、難易度が高いです。


④髪の毛も硬い素材で出来ている(取れたり取れなかったり/着ぐるみによる)

こちらは割と最近多くなってきたタイプです。髪の毛をウィッグを使わないで固い素材のみで作ってある面です。メリットはアニメ感が強くてキャラクターっぽくなること。髪の毛が乱れるということがないので安心です。デメリットは髪型が制限されること。パーツが大きくなると如実に面が重くなることです。


番外編:ウィッグパーツ

キャラクターの髪型によってツインテールなどは、バンスなどのウィッグパーツで再現されます。取り外せるのでイメチェンしやすく、お手入れもしやすいです。

 

 

ご相談者さまの着ぐるみライフが少しでもいいものになればと願います。

ご相談ありがとうございました!

 

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